シリーズ絵本「海の怪物」
文 偲
「海の怪物」シリーズ絵本は、自我意識に目覚める年齢の子どもと大人向けの「海の怪物」と呼ばれる伝説の怪物(オリジナルキャラクター)にまつわる2作の物語からなる。
「怪物」と呼ばれるものは大抵、未知のものに対する想像の産物だ。人生の道を歩み、予想外の事件と遭遇して不安になる時、先が見えず諦めに囚われかけた時、私たちは「未知」を探るような気持ちで困難と直面できるはずなのだ。「海の怪物」シリーズ絵本を通じ、こんなメッセージを伝えたい。