シリーズ絵本『アヒルのコール』
鳳 雅頌
絵本『アヒルのコール』のシリーズは、新しい都市に引っ越したアヒルのコールを主人公として、彼の身の回りの出来事をメインに展開する絵本作品です。1冊目は、コールが背を高くする為に、新しい友達と色々なおかしな方法を試して、最後に、友達の大切さに気がついたという物語です。そして、2冊目では、コールがクラスメートと一緒に、なりたいものに仮装する「なりたい 仮装パーティー」をやろうと決めたところから始まります。コールは自分が本当にやりたい仮装が分からなくて、他の子の様子を見に行ったり、小さな出来事に気づいたり、最後に自分らしい「なりたい」仮装を作り出す物語です。
このストーリーを通して、「自分らしさ」を重視したい気持ちを表現しました。自分らしさを重視することによって、自分自身を認め、無理やりに自分にストレスをかけたり、精神的に自分を追い込んだりすることを妨げると考えています。けれども、現代社会において、自分らしさを最大限に保つのも努力が必要です。絵本では、コールが仮装の仕方に悩む時に、一人だけで考えるではなく、他の子の真似をするのでもない、色々な努力をして、最後にコールが一番自分らしい仮装の仕方を見つけ、更に自分の才能を活かして、みんなのために美味しいケーキを作りました。これも、コールが自分らしさを重視するために努力した結果です。
絵の技法では、柔らかくて暖かく、豊富な色彩を表現しやすい透明水彩を選び、オリジナリティーのある世界観とキャラクターデザインを試しました。
シリーズ絵本『アヒルのコール』の世界はもっと広がると思います。今後の創作では、私も、更に自分らしさが見つかると信じています。
絵の技法では、柔らかくて暖かく、豊富な色彩を表現しやすい透明水彩を選び、オリジナリティーのある世界観とキャラクターデザインを試しました。
シリーズ絵本『アヒルのコール』の世界はもっと広がると思います。今後の創作では、私も、更に自分らしさが見つかると信じています。