病院の小児病棟にはどの様なキャラクターが必要か、キャラクターを使って、入院生活を送っている小児患者に親しまれる存在となる様どのような展開が可能かを考えながら、キャラクターデザインとその世界観を提案する授業を実施しました。
がん・感染症センター都立駒込病院小児病棟から依頼を受けて、医療スタッフと何度も打合せをしながら、小児病棟のオリジナルキャラクターを提案し、それを使って、様々な状況で小児患者の心のケアやコミュニケーションの橋渡し、元気づけの役割りを果たす存在として役立ててもらえればという趣旨で制作しました。
はじめに個人制作によるキャラクター制作を行い、その中から、病院で小児患者、医療スタッフの方々から選出いただいた５つのデザイン案を元にグループによるリメイク作業を行いました。さらに小児病棟の様々な状況で使われるキャラクターグッズのデザイン案、メッセージカードのデザイン、退院時に贈るメダルのデザイン、ご褒美シール、ワッペン、スタンプラリーのデザイン、デジタルシートによる壁面デザイン、点滴着のデザインなどを作成しました。
病院の視察
制作風景
医療スタッフへの学内プレゼンテーション
