「なんでもないものをおもしろがれる感性が絵本を作る力となる」をキーワードに、日常の生活空間から、絵本の発想となるイメージを見出し、発展させ、絵本へ定着する作業を行いました。
子どもの本としての絵本の多様な特性を理解するために、ワークショップで感性を磨き、足を使って学内を歩いてキャラクターを発想できる場所を探しました。
絵本の主人公に近付くキャラクターを人形化し、その性格や生態なども設定し、キャラクターの感情をくみとりながら人形の思いを文章におこしたりするなかから、各自の絵本のテーマを探りました。
考えられたストーリーからダミーを制作し、表紙や背などの原画の描き方も学びました。最終日に発表された絵本は、絵本つくりのマニュアル通りからでは出来ないユニークなものが出来上がりました。
制作した絵本の原画は引き続き行われた「装丁技法演習」の授業で、製本され、1冊の絵本となりました。
授業風景
学内でキャラクターとなるものを探して仕立てる
制作風景
発表・読み聞かせ