2013年11月16、17日「アートミーツケア学会2013年度総会・大会」が金沢美術工芸大学にて開催されました。女子美術大学からヒーリング表現領域の大学院1年とメディア造形の3年生学生2人、筑波大学附属聴覚支援学校の教員2人、合計4人は両校が共に取り組んだEars-linkグループのメンバー11人の代表として、大会に出席し、活動報告のポスターセッションを行いました。
大会の構成は、初日の講演とトークセッション・ワークショップと2日目のプレゼンテーション、ポスターセッションと分科会でした。
大会の主な参加者は、医療・福祉や芸術の分野の専門家、研究者、大学生、さらには老人ホームや障害者施設のスタッフなど多岐に渡っていました。この二日間の大会中を通じて、各々がアートとケアのつながりを再確認しながら、各現場の状況を熱く語り合いました。アートとケアの間にはまだまだ課題がたくさんありますが、皆が困難を意識し、よりよい環境を作れるよう頑張りたいと、真剣な表情を見せました。
私たちEars-linkグループは「JAZZ AIR BAND 2013」プロジェクトをポスター形式で発表しました。聴覚に障害があるかどうか関係なく、皆で一緒に音楽を楽めることを目標とし、東京都杉並区阿佐ヶ谷で毎年行われているJAZZ FEASTIVALに参加することを仮定して提案した取り組みです。学会での発表は初めての経験だったため、最初はメンバー全員が緊張感に包まれていましたが、見に来て下さる方々に解説をしてゆくにつれて、プロジェクトの計画当時の思いがよみがえり、その意義や目的をめぐって積極的に討論が行われました。
「今回のエアジャズバンドが面白いけど、メディアを使わず身体ひとつでコミュニケーションをとることがもっと興味深いかもしれません」など貴重な感想や意見を頂いたので、これからの活動の新しい挑戦が目の前に現れました。様々な立場の方々と話すことによって、今まで認識していたアートとケアの関係を一層深く理解しました。
Xiaowei Han(修士課程ヒーリング造形研究領域1年)
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2013年11月16、17日,“Art meets Care学会2013年度总会・大会”在金泽美术工艺大学召开。女子美术大学治愈研究领域研究生院1年级和媒体表现领域3年级的两名学生以及筑波大学附属听觉支援学校的两名教师,共4人作为两校共同组建的Ears-link团队11名成员的代表出席了本次大会,并将以往的活动内容进行了海报展示发表。
大会共计两天,分别由第一天的演讲、对谈、工作坊活动和第二天的活动发表、海报展示发表以及小型演讲等部分组成。
大会的主要参加人员包括医疗福利和艺术领域的专家、学者、大学生,以及在养老院、残疾人中心等福利岗位工作的工作人员。通过两天的大会,各个领域的参加者再次确认了艺术和关爱之间不可分割的联系,并对于目前各研究领域的情况进行了热烈的表述和讨论。虽然目前艺术和关爱之间还有很多需要克服的困难和课题,但是大家在认识到困难的基础上,纷纷表示将会为创造出更好的艺术与关爱共存的环境而加倍努力。
本次大会中,我们Ears-link团队针对“JAZZ AIR BAND 2013”活动进行了海报展示发表。我们将无论听觉能力是否正常,都可以一起享受音乐作为本次活动的目标,并以每年在东京都杉并区阿佐谷举办的爵士音乐节作为本次活动的假设地点。由于参加发表的4人都是首次在学会进行发表,最初阶段都略有一些紧张,但是在给前来参观的参与者解说的过程中,仿佛回到了计划本次活动时的场景,围绕活动的意义与目的进行的讨论变得愈加积极和热烈。通过本次大会的参加,我们得到了非常宝贵的感想和建议。例如“JAZZ AIR BAND的设想十分有趣。但假设不使用多媒体,而是通过肢体语言来进行交流的话可能会有更加深层的感受。”等。这也为今后活动的再次举办给予了更多挑战与可能性。通过听取各领域参与者的对谈,对于以往认知的艺术与关爱的关系有了更加深刻的理解。
韩晓玮