7月2日(水)・3日(木)の2日間で外国特別招聘の一環として、韓国の江南大学校の視覚伝達デザイン教授崔浩天(チェイ・ホーョン)先生と助手、学生12名を招き、ヒーリング表現領域の3年生21名と合同でワークショップを行いました。
授業の全体テーマ“こころのユニバーサルデザイン”のもと「疎通(Communication)の為のデザイン提案」をテーマに、4つのグループに分かれグループ制作を行いました。
言葉も文化も違う中で、韓国からの留学生にボランティアで通訳をしてもらいながら、様々な方法でコミュニケーションを取り合い、ブレーンストーミングやアイディアスケッチを重ねていきました。
2日間と短い期間でしたが、いじめを減らすためのコミュニケーション方法や、SNSを利用したコミュニケーションツールの提案など、国や文化の壁を超え、さらにヒーリング・アートの視点がプラスされた、人と人との繋がりを再生することに役立つ4つの提案デザインが発表されました。
<ワークショップ1日目>
テーマ決め〜アイディアスケッチへの展開
江南大学チェイ・ホーチョン先生による講演会
「デザイナーの新しい役割_デザイン分かち合い」
<ワークショップ2日目>
アイディアスケッチ〜プレゼンテーションへ向けた試作品作り
試作モデルを用いたプレゼンテーション
◎グリーンチーム
「言葉を使わなくてもコミュニケーションが取れる
自分発信型ピクトグラムの提案」
◎レッドチーム
「韓国の伝統的な遊び“マニト”を使ったいじめを解消する為の
コミュニケーション方法の提案」
◎オレンジチーム
「言葉ではなく色を使って相互の感情を表現するSNSを利用した
コミュニケーションツールの提案」