9月15日(月)〜17日(水)の2泊3日で3年次絵本制作演習を履修している17名が、安曇野の「絵本美術館 森のおうち」で合宿を行いました。この絵本美術館では客員教授のいせひでこ先生の原画展が開催されていました。3日間とも、天候に恵まれて、青空と田んぼ、森、美しい水に恵まれた土地で絵本について考え、思い切り語りあった内容の濃い充実した3日間でした。
1日目:昼過ぎに到着後、いせひでこ先生の絵本原画展を見学しました。見学後は展覧会会場で学生同士、作品についての感想を述べ合い、また、いせ先生ご自身から絵本の制作過程やご苦労された点など伺う事が出来ました。
その後は美術館の外へ飛び出し、思い思いの場所でスケッチをしました。
夕食をいただいた後、この日に描いたスケッチの講評とディスカッションを行いました。
絵本美術館「いせひでこ絵本原画展」
絵本美術館周辺で自然スケッチ
1日目のスケッチ講評会
2日目:朝から森のおうちにほど近い、沢がせせらぐ森の散策路周辺でスケッチ。ランチをいただいたあとも、引き続き、森や沢でスケッチを続けました。
スケッチの後は絵本美術館のカフェにてノンフィクション作家の柳田邦男氏に講演をいただき、絵本がいかに子どもの心の成長に大きな役割を果たすのか、先生の体験もふまえて、心に響くお話しをしていただきました。
夕食後は、いせひでこ先生にスケッチの講評会をしていただきました。自然の中でスケッチをして感じた事や気づいたことを述べ、一人一人丁寧に講評をしていただきました。
沢のほとりでスケッチ
柳田邦男氏による講演
3日目:合宿最終日、朝は絵本美術館のそばにたつ、安曇野絵本館を訪れ、大人向けに厳選されたすばらしい絵本のコレクションを見学しました。その後はジャンセン美術館を見学し、東京への帰路につきました。
スケッチをしていた森の前で集合写真