アーティストでありアート教育者、アートセラピストでもあるNona Orbachさんをイスラエルから招聘して、2日間特別集中ワークショップ〝Phenomenology terms assisting an art process and art creation Nona Orbach, 2016〟を11月1日〜2日に開催しました。
造形活動の中で、自分がどのように素材を選択し、それがどのような意味を持っているかということを実際のアートプロセスを通して考えることで、個々の創造性やアイデンティティへの理解を深め、自己の制作や成長に生かすことが今回のワークショップの目的でした。
参加者は学部の2年生から大学院博士課程までの在学生に教員が加わり、学年を超えた交流もできました。
教室は通常の実技教室を２つに分け、創造性を高めるように机や素材、画材などが考慮されて配置されたスタジオと、作品を掲示してディスカッションするスペースが用意されました。
参加学生は初めての制作プロセスとディスカッションの体験に、授業終了後もノーナ先生を囲んで質問をしていました。それぞれが自作と向き合って思考を深め、充実した時間を過ごせたようです。
