3年次研修旅行として神奈川県相模原市藤野地区を訪れました。
残念ながら、1日目の8月8日(火)は台風接近のため中止となりましたが、8月9日(水)は快晴となり間伐体験、採れたて野菜たっぷりの昼食作り、ワークショップなど充実した日になりました。
今回訪れた藤野地区は「芸術の街」として作家を誘致し、町おこしをしてきた地域です。「アートやデザインが社会とどう結びつき、役立てることができるのか」ということを学んでいるヒーリング表現領域の学生に、社会とアートがうまく結びついている実例として、藤野地区について知って欲しいという思いから、今回の研修先に藤野地区を選びました。
8月9日の午前中は「moss rock 山」で、きらめ樹間伐という、杉やヒノキの荒廃した林で木の皮をむくことで、立ち枯らせ、森を健康にする間伐を体験しました。竹べらと角材でツルンと8メートルほどの高さまで綺麗にむくことができました。自然いっぱいの中で体を動かし皆生き生きと体験していました。山の手入れの大変さや自然環境について学び、命の尊さを感じたと思います。
お昼は、「牧郷ラボ」で豆の会の方々とコドモ・ワカモノまちの星野諭さんご一家と一緒に調理しました。その土地の採れたて新鮮な野菜を使って、野菜カット係、焼き野菜係、うどん茹で係、装飾係に分かれ作業しました。
豆の会の方々が作ってくださった料理もたくさんあり、野菜たっぷりでとても美味しくいただきました。
その後、コドモ・ワカモノまちの星野諭さんのお話を聞き、ワークショップに参加しました。星野さんのされている活動について、子どもの遊びについてお話を聞きました。学生たち遊びという原点の気持ちを思い出す機会になったと思います。
普段の授業では体験できない充実した内容の合宿となりました。