公共施設プロジェクトに参加し、共同制作による壁画を制作し、環境への効果について学びます。
2017年は、女子美術大学からの依頼で杉並キャンパス内にあるカフェテリアへ続く階段に壁画を10月16日〜11月22日の授業期間で制作しました。カフェテリアへ続く階段が、暗く殺風景で入りにくく感じてしまうことが問題でした。
現場のリサーチから始まり、コンセプト作り、プレゼンテーション、原画制作、グループ制作、ポートフォリオ資料作りまで行いました。
大きなティーポットから鮮やかなお茶が注がれ、踊り場では大きな波が現れるというデザインでカフェテリアへ人を導けるような壁画を28名の学生が共同制作で描きました。
階段の左右の壁面、3つの踊り場に3種類の紅茶が注がれ、そこには女子美生や海外12カ国の協定大学の学生に見立てた金魚が描かれています。
まず、学生一人一人がA3イラストボードに原画案を描きプレゼンテーションをしました。そこでクライアントからの意見を伺いました。グループになり、ブレインストーミングを繰り返して、再度原画を描き、そこから原画の最終案を決定し制作していきました。
紅茶やポットは専用の絵具で直接壁に描き、金魚や小さなモチーフは教室で壁紙に描いてから壁面に貼り付け完成しました。
<壁画制作>
<壁画完成>