3年生後期、最後の授業はアートプロデュース表現領域と合同で開講する「ヒーリング・アートプロジェクト演習」です。
現代社会において、アートとデザインが社会とどのような形で関わるのかを、ヒーリング・アート(癒しの芸術)を通して考え、公共空間におけるヒーリング・アートの様々な可能性を探り、その実践の方法について模索しました。
2018年度は都内の病院と特別支援学校の3つに分かれて、実際の公共施設に協力いただき、現場見学、スタッフ・利用者等へのプレゼンテーションや意見交換などを繰り返して企画・制作が進行されました。
<大学病院でのオリジナルキャラクターデザインを使ったプロジェクト>
都内の大学病院小児病棟と連携し、ヒーリング表現領域前期授業「キャラクター制作演習」で提案し、採用となったキャラクターをベースにして様々な企画を考えました。
病院でのオリジナルキャラクターの様々な展開方法を探り、グッズ展開を目的として企画と現場での活用を提案しました。
子どもと子どもの周りの人とのコミュニケーションを取りやすくする、貯めて交換ご褒美セットや、楽しく、リラックスして過ごせる環境を作るためのウォールステッカー、手洗いポスター、メッセージカードなどの提案をしました。
〈授業風景〉
<学生作品>
*この授業はヒーリング表現領域とアートプロデュース表現領域の3年生合同で行われた授業です。