子どもの道具デザイン演習B(玩具のデザイン)では、動植物をモチーフとして感情移入ができ長く愛されるおもちゃの制作を学びました。
動植物を観察し、愛おしくかわいらしいフォルムや表情を抽出しながら、生活シーンに寄り添い、長く楽しめる普遍性を持った遊具やおもちゃについての研究をしました。そこから、オリジナリティのある面白いアイデアと美しさを備えたおもちゃを、シナベニヤ等の木材を中心に使用して創作しました。完成した作品は、生活空間の中で使われるシーンをイメージしながらディスプレイを工夫して、展示プレゼンテーションを行いました。
6週間の授業のプロセス
第1週を「頭で考える週間」とし、書籍やネットリサーチを行い、第2週の「足を使って考える週間」には調査見学やタウンウオッティングを経てアイデアスケッチを中心に行いました。そして、第3週の「手で考える週間」は様々な素材と対話し、試作を繰り返し、4週と5週の「具体的に制作する週間」につなげて、各種工具を使って作り込んでいきました。最終の6週には、作品を仕上げて展示ディスプレイを行い、撮影を経てコンセプトと合わせてプレゼンテーションをするというプロセスで進行しました。
<授業風景>
▼「頭で考える週間」
▼「足を使って考える週間」
▼「手で考える週間」
▼「具体的に制作する週間」
<講評会>
<完成作品>