3年後期の選択実技授業「子どもの道具デザイン演習A(ぬいぐるみ制作)」では、ぬいぐるみ制作のためのコンセプト作りとデザイン、制作方法を学びました。
授業前半では、子どもの年齢に沿った遊び方を考え、安全性を考慮しながら幼児(6歳未満)のための球形ぬいぐるみを制作し、また、テディベアの制作を通して、ぬいぐるみづくりの基本的な技術を習得しました。
授業後半では、子どもの頃の記憶や思い出、ヒーリングとぬいぐるみの役割、現在気になっている事などを話し合い、各自でコンセプトメイキングを行い、「幼児(6歳未満)のぬいぐるみ制作」と「子ども(6歳〜12歳)のぬいぐるみ」の2つの課題に臨みました。
(株)セガトイズから専門家をお招きして、玩具安全基準や、企画書の書き方などの特別講義をしていただき、子どもが安全に遊べる製品づくりについて考えました。
そこから、各自で練り上げたコンセプトを元に、デザインと素材を検討し、具体的な企画書を作成しました。企画書とアイディアスケッチをもとに型を起こして立体へと展開します。
使用する素材によって型紙を何度も修正し、試行錯誤しながら世界にひとつしかない、こだわりのぬいぐるみを完成させました。
〈制作風景〉
〈学生作品〉