9月17日(月)~19日(水)の2泊3日で3年次絵本制作演習を履修している17名が、安曇野の「絵本美術館 森のおうち」で合宿をしました。
お天気も良く、青空と田んぼ、森、美しい水に恵まれた地で絵本について考え、思い切り語りあった3日間でした。
美術館では絵本制作演習担当のいせひでこ客員教授の絵本原画展「青の世界」と、ノンフィクション作家の柳田邦男氏の写真展「雲の物語」を見学しました。
1日目:午後到着後、自然の中で実際に見て感じたことをスケッチしました。夜はいせひでこ先生、柳田邦男氏を囲んで展覧会の感想を述べ合い、ディスカッションしました。
2日目:朝から周辺の林でスケッチ。お昼に地元のおいしいおそばを食べたあと、いせひでこ先生の「自作の絵本制作について」と、柳田邦男氏の「本当の癒しと絵本のちから」についてギャラリートークをしていただきました。柳田氏の「本当の癒しは苦しみを乗り越えたところでえられるものだ。」という言葉はヒーリングを学ぶ学生の心に残りました。
夜はいせひでこ先生とともに今回のスケッチやトークからの各自の気付きを発表し、絵本のテーマを探りました。
3日目:「絵本美術館 森のおうち」を出発し、穂高駅近くの碌山美術館を見学。午後は上諏訪へ向かい「原田泰治美術館」で「あつまれ!ぼくらのワンダーアート」を見学し、障害のある方々の芸術活動に触れました。迎えて下さった作家の浜昌平さんとは交流の時間もとれ、あたたかな気持ちで帰路につきました。