現代社会において、アートとデザインが社会とどのような形で関わるのかを、ヒーリング・アート(癒しの芸術)を通して考え、公共空間におけるヒーリング・アートの様々な可能性を探り、その実践の方法について模索しました。
授業は次の2つの病院チームに分かれ、実際に病院へ伺い、現場見学、医師やスタッフへのプレゼンテーションや意見交換などを繰り返して企画・制作が進行されました。
ヒーリング(癒し)を目的とする、現場で活用するアート・デザインの企画。
小児病院での様々なアートによる展開方法の企画、作品制作、ワークショップ、パフォーマンス、ユニバーサルアート、ヒーリング・アートの可能性を企画立案をしました。
病院内でのプレゼンテーション
キャラクターデザインの小児病棟での展開。
ヒーリング表現領域前期授業「キャラクター制作演習」で企画制作したキャラクターデザインの中から小児患者、医療スタッフが選出したキャラクター「こまくまくん」をベースに展開しました。
小児病棟でのオリジナルキャラクターの様々な展開方法を探り、グッズ展開を目的として企画と現場での活用を企画・制作しました。
クリスマスカードやお散歩マップなどは実際に使用されています。
学内でプレゼンテーションリハーサル
学内に病院スタッフを迎えてのプレゼンテーション
*この授業はヒーリング表現領域とアートプロデュース表現領域の3年生合同で行われた授業です。