この授業は前期の選択実技です。私達の日常は様々な「包まれたモノ(パッケージ)」に囲まれて生活しており、そのデザインは、本体(中身)と同じくらい重要な役割を果たしています。いわば、中身の発するメッセージそのものであるともいえます。そのような役割を多角的に理解した上で、紙器をベースにしたパッケージの制作を学びました。
「”おもい(想い・思い)”を包む」というテーマが与えられ、「ある贈り物」をする場面を想定し、相手に対する「おもい(想い・思い)」が具体的に見えるオリジナリティーにあふれた「かたち」を、ヒーリングアートの視点から、パッケージとして制作していきました。あわせて、平面の素材から立体構造を立ち上げることにより、空間を構成する能力も養いました。