はっぴいプロジェクトの絵本完成

NEWS, 学生ナウ.

ヒーリング表現領域3・4年の学生が絵本制作を通して「思いやりの心を伝える」はっぴいプロジェクトに協力し、2冊の絵本が完成しました!

このプロジェクトは2011年から3年次計画でスタートした東京青年会議所杉並委員会主催のもので、最終年度の2013年は「思いやりを育む」ことをこれからも長く伝えていくために絵本を制作することになりました。ヒーリング表現領域に絵本の授業があることから杉並区を通して協力依頼を受けました。

ヒーリング表現領域3・4年生から7名の学生が、絵本つくりワークショップのサポート役を担当。6月から始まったワークショップに参加した杉並区内の中高生の絵本制作作業を指導しました。

思いやりを考えることから始まり、夏休み中に何度も集まって登場人物やストーリーを練り上げ、9月に原画が完成しました。ヒーリングの学生がそれら原画やネーム(文章)を印刷原稿に仕上げ、この度、2冊の絵本が出来上がりました。

10月4日には、杉並区役所で絵本の完成発表会と贈呈式が行われ、発表の一環として絵本の読み聞かせも実施しました。区内の小学校でも行った読み聞かせ会では、絵本を制作した中高生とヒーリングの学生が協力して読み聞かせをしました。読み聞かせ会後にたくさんの子どもたちから感想を寄せられ、サポート役として制作に携わったヒーリングの学生たちは絵本の持つ力を体感し、感激しました。
ワークショップから生まれた絵本はその後印刷製本されて、ヒーリングの学生たちの手へも届きました。これから杉並区内の約50ヵ所以上もの図書館や小学校、児童館に贈呈されます。