「ワークショップ演習」では、6週間の授業の中でオープンキャンパスのためのワークショップを企画・実施しました。
社会の問題が生まれる背景の一つに、立場の違う人たちが話し合い理解しあうことの難しさがあげられます。それは、端的に言えば、心の壁が遮っているからです。アート活動を通して、共感をつくり出し、それを乗り越えてゆこうという動きが世界的に見られます。
大学生にとって一番身近な社会である大学を舞台に、立場の違う人たちが出会う場として、オープンキャンパスを取り上げました。 受験生、ご両親、そして、在校生。アートを使って彼らの心のバリアをどう取り除いてゆくのか。そして、受験生の「不安でいっぱい」の気持ちから、ほかの受験生や大学生と話をしてみよう、女子美やヒーリングの良さをもっと知りたい、この大学に入学したいという未来に向かって「希望に輝く」気持ちにどう変えてゆくのか。これがワークショップの目的です。条件として、長さは40分間。主な素材は紙に限定しました。8チームに分かれて企画し、あるチームのワークショップ実施に他の2チームが受験生や親を演じながら参加をします。その様子を残りの6チームが見学しながら互いに学び合うと共に評価も行いました。学生+教員による投票で1位に選ばれたワークショップは来年度のオープンキャンパスで開催されますので、ぜひ参加し、実際の心の変化を体験してください。
1班「みんなの季節の木」
2班「Question Flower」
3班「紋切り 〜言と人の縁〜」
4班「WHITE DISH」
5班「Wall Break Lighting」
6班「put ( ) in the photograph」
7班「ありのままで」
8班「フィーリングコネクト」