3年 絵本制作演習 絵本美術館 森のおうち合宿2017

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9月18日(月)〜20日(水)の2泊3日で3年次絵本制作演習を履修している16名が、安曇野の「絵本美術館 森のおうち」で合宿を行いました。この絵本美術館では客員教授のいせひでこ先生の原画展が毎年開催されています。前日は台風でしたが、3日間天候に恵まれ綺麗な木漏れ日を浴びながら、美しい森の中でスケッチをすることができました。夜はいせひでこ先生によるスケッチの講評会や地質学者の酒井潤一氏の特別講演など、毎日内容の濃い3日間を過ごしました。

 

1日目:昼過ぎに絵本美術館 森のおうちに到着後、いせひでこ先生の絵本原画展「小さなものたちの大きな世界」を見学しました。展示室でいせ先生から直接制作の過程や画材、作品への思いなど、おはなししていただきながら、原画やタブローをじっくりと鑑賞しました。その後地質学者酒井潤一氏から「森のおうちのー森の生い立ち物語ー」と題して森のおうち周辺の地質をレクチャーしていただき、スケッチする森の背景を深く理解することができました。レクチャー後、外へ飛び出し美術館周辺の森を散策しながら、思い思いの場所でスケッチをしました。夕食後はこの日に描いたスケッチの発表と講評、ディスカッションを行い、それぞれが一日の中で発見したことや感じたことを共有しました。

 

<1日目:絵本原画展「小さなものたちの大きな世界」見学>

 

<1日目:地質学者 酒井潤一氏のお話>

 

<1日目:絵本美術館周辺の森散策&スケッチ>

 

<1日目:スケッチ講評会>

 

 

2日目:朝食の後、森のおうちに近い、沢沿いの散策路周辺でスケッチ。ランチ後も、引き続き、森や沢でスケッチを続けました。1日目の森の生い立ちのお話を思い出しながら、森をよく観察しスケッチしました。夕食後は、いせひでこ先生にスケッチの講評をしていただき、自然の中でスケッチをして感じた事や気づいたことを発表しました。そこから、今後の絵本のテーマ設定につなげるディスカッションを行いました。

 

<2日目:森のおうち近くの沢でスケッチ>

 

<2日目:スケッチ講評会>

 

 

3日目:合宿最終日、引き続き思い思いの場所でスケッチを行いました。森の中でそれぞれ多くの発見があり、絵本制作のインスピレーションを得ることができました。あっという間の3日間を終え、東京への帰路につきました。

 

<3日目:引き続き沢や森でスケッチ>

 

<最後に森のおうちの前で集合写真>