2年次最初の授業はアート・デザイン表現学科合同授業「アート・デザイン表現演習Ⅰ」です。グループワークによる企画構想力とコミュニケーション力、そしてプレゼンテーション力を培う授業となっています。
課題は昨年度に引き続き、女子美のキャンパスがある杉並区と連携して行いました。
「高齢化」「世代間ギャップ」「区の持っているスペースの有効利用」「緑化推進」「外国人も住みやすい環境づくり」など、杉並区の抱える課題を踏まえた上で、「杉並区をより豊かな地域にするための企画提案」というテーマで行いました。
アート・デザイン表現学科の2年生約180名が27グループに分かれ、優勝をめざし企画を練っていきます。
まず区内の商店街や街へフィールドワークに出かけ、杉並区が抱える問題や住民の要望などの洗い出しを行いました。
そこからブレーンストーミングによるアイディア拡散とマインドマップなどによるアイディアの集約作業をしながら、企画にまとめていきました。
企画内容の充実はもちろん、その企画をわかりやすく伝えることも重視しプレゼンテーション資料の制作を行いました。
最終日には文科省の方や杉並区の職員の方々をお招きし、優勝候補の9グループが発表を行いました。女子美生らしいクリエイティブな企画に賞賛の声が上がるとともに賞状が手渡されました。学生たちにとっては、感動と悔し涙の入り混じる、心に残る日となるのです。
<授業の様子>
<中間プレゼン>
<最終プレゼン>
<表彰式>