3年 絵本制作演習 2017

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「絵本制作演習」は絵本作家、画家である客員教授のいせひでこ先生が担当されました。

5週間にわたるこの授業では、いせひでこ先生から自作を初めとして数多くの絵本についてご紹介していただき、絵本の本質、考え方や作り方などについて学び、絵本に対する考えを深める授業になりました。

とくに「ことば」を大切にされ、詩人 長田弘 氏など多くの詩も紹介して下さいました。絵本制作を通して、ものつくりの基本姿勢、意味、考えを人へ伝えるということを学びました。

9月にはいせ先生が毎年個展を開催される、長野県安曇野にある絵本美術館「森のおうち」で、2泊3日の合宿を行いました。現場取材に徹底した絵本つくりをされているいせ先生のもと、周辺の自然のスケッチ、森に息づく生命などを観察しました。夜にはそれぞれのスケッチを発表し、互いの気付きについてディスカッションしました。そこで得たことは各自の絵本の構想、テーマにつながっています。

また、絵本美術館で開催中のいせ先生の原画展を鑑賞したり、地質学者酒井潤一氏から「森のおうちのー森の生い立ち物語ー」を聴講して、合宿では絵本についての考察を更に深めることができました。

 

合宿の詳細はこちら↓

http://www.joshibi-healing.net/healing/archives/8404

 

合宿3日間の経験や日常の経験の中から読み手に伝えたいテーマを真剣に考え、いせ先生のご指導のもと、それぞれの物語を紡いでゆく作業を行いました。授業を通して出来上がった原画は、それぞれの学生の色彩がよく現れた作品になりました。

 

<授業の様子>

 

 

<完成作品>