3年生後期、最後の授業はアートプロデュース表現領域と合同で開講する「ヒーリング・アートプロジェクト演習」です。
現代社会において、アートとデザインが社会とどのような形で関わるのかを、ヒーリング・アート(癒しの芸術)を通して考え、公共空間におけるヒーリング・アートの様々な可能性を探り、その実践の方法について模索しました。
2017年度は学内の図書館、都内の病院と特別支援学校の3つに分かれて、実際の公共施設に協力いただき、現場見学、スタッフへのプレゼンテーションや意見交換などを繰り返して企画・制作が進行されました。
<女子美術大学 杉並図書館改善立案プロジェクト>
大学図書館の役割と魅力をヒーリングという観点から考え、グループワークを通して新たな提案をしていきました。
32名の履修学生が6つのグループに分かれ、ブレインストーミングから始まり、クライアントへのプレゼンテーションを数回に渡って行いました。
そこで、クライアントからのアドバイスや希望を受けて、ブラッシュアップし企画書立案、デザインプランニング、企画書作成を進めました。ピクトグラムのデザイン提案、空間の提案、図書館独自の展示企画の提案、ワークショップの提案など、様々な提案をしました。
〈授業風景〉
〈学生作品〉
A班
B班
C班
D班
E班
F班
*この授業はヒーリング表現領域とアートプロデュース表現領域の3年生合同で行われた授業です。